「本草綱目(ほんぞうこうもく)」という中国の古い薬草書に記されている三七人参の効用には、「血を止め、血を散じ、痛みを鎮める。・・・・・」
として、出血、鬱血、痛みに効き、刃や矢の傷、打撲による出血、血を吐く、便に血が混ざる、動物による噛み傷、女性の不正出血、目が
充血して赤い、といった状態の時に、三七人参の粉末を飲んだり、患部に塗るとよい、とされています。古代中国では戦場での切り傷の治療に
昔から使われており、杖で打たれる刑の前後に三七人参を飲んでおくように・・・ともすすめられていました。また、「血液に関する一切の病気に
効く」ともされています。三七人参は、「血液に関する一切の病気に効く」とされているように古書にも血液に関すること、血液に関わる疾患に
ついて多く書かれています。