リポタンパク・リン脂質・脂質代謝について
リポタンパクってなに???
リポタンパクは4種類存在します。血液中で重要な働きをしています。コレステロールや中性脂肪、タンパク質などを、体の細胞へ
運んでいます。

そのリポタンパクは、
1、カイロミクロン
2、超低比重リポタンパク(VLDL)
3、低比重リポタンパク(LDL)
4、高比重リポタンパク(HDL)
の4種類が存在します。

リポタンパクは、栄養素を体の細胞へ運ぶトラックのような働きをしていますが、リポタンパクのトラックには、タンパク、トリグリセライド
(中性脂肪)、遊離コレステロール、コレステロール、リン脂質や、その他、ビタミンEなどの脂質が載せられています。リポタンパクの
中のタンパク質以外の成分はほとんどが脂質です。リポタンパクの大きさは、

カイロミクロン・・・800Å(オングストローム)以上
超低比重リポタンパク(VLDL)・・・250〜800Å(オングストローム)
低比重リポタンパク(LDL)200〜250Å(オングストローム)
高比重リポタンパク(HDL)75〜200Å(オングストローム)

程度の大きさです。1Å(オングストローム)は10,000,000分の1ミリです。決して肉眼では見えませんが、その小さなトラックが
血液に乗って体のあちこちを流れています。一般的にいうコレステロールはLDL、HDLで運ばれているコレステロールです。カイロミク
ロンはLDLやHDLに比べ大きく、中に載せている成分もほとんどが脂質です。脂質を運ぶ量はVLDL、LDL、HDLの順に少なく
なっていきます。トラックの大きさも小さくなっていきます。
リポタンパクの中の成分を大きく「タンパク」と「脂質」に分けると、脂質の占める割合が、カイロミクロンでは98%、VLDLでは92%、
LDLでは79%、HDLで50%となります。カイロミクロンではほとんどが油です。それぞれが重要な働きをしていますが、一般的病気
を引き起こしやすいものは、カイロミクロン、VLDL、LDL、HDLの順にリスクは減ります。脂質にも色々ありますが、リポタンパクの
中の脂質の中のトリグリセライド(中性脂肪)の割合を見ると、カイロミクロンでは84%、VLDLでは54%、LDLでは11%、HDL
ではわずか4%です。リン脂質の割合は、カイロミクロンでは7%、VLDLでは19%、LDLでは23%、HDLでは24%で、中性
脂肪とは逆に割合は多くなります。
割合だけで見ることもできませんが、健康に良いリポタンパク、HDLに含まれるリン脂質は多く、健康を脅かすリスクの高いLDLや
VLDLなどは、含まれるリン脂質が少なくなります。そこで、中性脂肪などコレステロールが多い方には、大豆レシチン、精製された
大豆レシチンであるリン脂質が必要となります。精製された大豆レシチンが、厳重な審査・管理の下に作られている、「エサヘパンS」
です。
リポタンパクをトラックに例えると・・・
←中性脂肪
←コレステロール
←タンパク質
←リン脂質トラック
カイロミクロン号
VLDL号
LDL号
HDL号
少し大げさなトラックですが、それぞれのリポタンパクをトラックに例えると上のようになります。カイロミクロンは超大型のトラック、
VLDLは中型のトラック、LDLは小型のトラック、HDLは超小型のトラックに例えることができます。カイロミクロンは超大型トラック
にいっぱいの中性脂肪を積んでいます。HDLになると、超小型のトラックに少しの中性脂肪を積んでいるだけです。
リポタンパクの脂質代謝の模式図
←中性脂肪
←コレステロール
←タンパク質
←黒いトラックHDL号
←赤いトラックLDL号
肝臓から、リン脂質でできている「リポタンパク」というトラックに、中性脂肪、タンパク質コレステロールなどが載せられ全身へ運ばれて
行きます。運び出される時には、中性脂肪がほとんどで、コレステロールとタンパク質は少しの状態で発車します。赤いトラックは
LDLリポタンパク、黒いトラックはHDLリポタンパクに例えています。
肝臓
リン脂質→
出発
第1地点で、荷物を降ろします。
体の細胞で中性脂肪をエネルギーに変え燃やします。黒いトラックは中性
脂肪を燃やすことにより、黄色の荷物
が減りトラックが少し小さくなります。
赤のトラックは変わりません。
第2地点で、また荷物を降ろします。
体の細胞で中性脂肪をエネルギーに
変え燃やします。黒いトラックは中性
脂肪を燃やすことにより、黄色の荷物
が減りトラックが少し小さくなります。
赤のトラックは変わりません。
最終地点の肝臓に戻ってきました。黒いトラックは中性脂肪を途中で
燃やすことにより、黄色の荷物が減りトラックがかなり小さくなりました。
赤のトラックは中性脂肪を燃やすことなく大きさも変わらずに戻って
きました。こうして血流に乗って、体内を循環します。病院の血液検査
でHDL(俗称:善玉コレステロール)が黒の、LDL(俗称:悪玉コレステ
ロール)が赤のトラックということになります。
リン脂質・大豆レシチンの働きと脂質代謝
←中性脂肪
←コレステロール
←タンパク質
リン脂質はもともと体に存在します。細胞膜の原料になっていたり、リポタンパクを作るために欠かせない成分です。
それが減ってくると、肝臓に溜まった中性脂肪やコレステロールを全身に運び出すことができずに、脂肪肝や高脂血症となります。
リン脂質が不足している状態。(下の模式図)
肝臓
←栄養という在庫が
過剰な状態
←リポタンパクのトラック1台では、
運び出す荷物の数に限界があります。
リン脂質(エサヘパンS)を
体内に摂り入れ、補うと
肝臓
栄養という過剰な
在庫も減ります
リン脂質のリポタンパクトラックの台数が増える
←リポタンパクのトラックの台数が
増えると、運び出せる荷物の数が増えます。代謝が向上します。
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