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●商品の説明
本剤は、一貫堂(いっかんどう)・森道伯(もりどうはく)の創方による処方にもとづいてつくられたエキスを、飲みやすく錠剤と
したものです。
蓄膿症やアレルギーによる鼻炎などがなかなか治らず、治療に通ったり、あきらめたりといった具合で、「鼻」に悩んでおられる方が
近年大変増えています。
漢方では、過敏な体質またはアレルギー体質で、粘膜・皮膚が外界の刺激に反応しやすく、炎症反応を起こしやすい体質を
解毒証体質と呼んでいますが、このような方は鼻炎症を起こしやすく、また扁桃をしょちゅう腫らしたりニキビがなかなか
治らなかったりします。
ケイガインNは、これらの症状を治していく漢方薬でありますが、同時に水分や脂肪分の摂取を控えるなど、食生活や
生活習慣の改善を心がけることも大切です。
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●効能・効果
体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの次の諸症:
慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性扁桃炎、にきび
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●成分・分量
本剤12錠中、
トウキ・・・0.75g、オウバク・・・0.75g、キジツ・・・0.75g、シャクヤク・・・0.75g、サンシシ・・・0.75g
カンゾウ・・・0.50g、センキュウ・・・0.75g、レンギョウ・・・0.75g、ビャクシ・・・0.75、ジオウ・・・0.75g
ケイガイ・・・0.75g、キキョウ・・・0.75g、オウレン・・・0.75g、ボウフウ・・・0.75g、サイコ・・・0.75g、
オウゴン・・・0.75g、ハッカ・・・0.75g
より抽出したエキス散3.50gを含有しています。
添加物として、カルメロースカルシウム、含水二酸化ケイ素、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケイ酸、
ステアリン酸Mg、アメ粉を含有しています。
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●用法・用量
次の量を、食前又は食間に服用してください。
年齢 1回量 1日の服用回数
成人(15歳以上)
4錠 3回
7歳以上15歳未満 3錠 3回
5歳以上7歳未満
2錠 3回
5歳未満 服用しないでください
食間とは、食後2〜3時間を指します。
<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
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●保管及び取扱い上の注意
1.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
2.小児の手の届かない所に保管してください。
3.他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
4.ぬれた手や湿気を帯びた手で取り扱わないでください。水分は錠剤の色や形が変わる原因になります。
5.ビンのフタのしめ方が不十分な場合、湿気等の影響で錠剤の品質が変わることがありますので、服用のつどフタをよく
しめてください。
6.ビンの中の詰めものは、フタをあけた後はすててください。(詰めものは、輸送中に錠剤が破損することを防ぐための
ものですので、再使用されると異物の混入や湿気により品質が変わる原因になることがあります。)
7.使用期限を過ぎた商品は服用しないでください。
8.箱とビンの「開封年月日」記入欄に、ビンを開封した日付を記入してください。
<本剤は生薬を原料としていますので、商品により多少色が異なることがありますが、品質・効果に変わりはありません>
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●使用上の注意
○相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って
医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
関係部位 症 状
皮 膚 発疹・発赤、かゆみ
消化器 食欲不振、胃部不快感
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診察を受けてください。
症状の名称 症 状
間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、
これらが急にあらわれたり、持続したりする。
肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、
食欲不振等があらわれる。
3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または
登録販売者に相談してください。
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