クロール（Ｃｌ） 【病院での検査値（血液生化学検査）】
検査の名前
クロール（Ｃｌ）
検査の目的
大部分は細胞外液中に存在し、体液のバランス維持に重要な役割を果たしている。
基準値
９８〜１０８ｍＥｑ／ｌ
考えられる主な病気
高値：高ナトリウム血症、ネフローゼ症候群、尿細管性アシドーシス、呼吸性アルカローシス
低値：嘔吐、低ナトリウム血症、利尿剤使用時、呼吸性アシドーシス
検査における注意点
クロール／ナトリウム比は１００：１４０で、通常並行して変化する。
この比が逆転したりクロールのみ変化する場合は酸塩基平衡に異常があり、
ともに変化する場合は水の代謝に異常がある。
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