血流観察器マーキスUによる観察のポイント、毛細血管の画像例、毛細血管の形状解説のページ
マーキスUを使った観察のポイント
身体の最も先端部分の血管です
@毛細血管の形・鮮明度を観察

血管の形が曲がっていないか、途中で切れていないか、はっきり見えるかなどを確認してみて下さい。
体調が優れない場合、定期的に薬を服用されている場合、また指先を酷使する職業の方(ピアノ演奏者・パソコンのヘビーユーザー)などは、血管の上部のみが見えるなど、全体像が確認できないことがあります。毛細血管の形状は、その日その時の体調や個人差により様々です。

A血液の流れを観察(血流観察・血流測定)

血管の形状が確認できたら、次は実際に血液の流れを観察します。血液も、その日その時の体調や指先の冷え、体温、室温などにより、大きく左右されます。赤黒く粒状に見えるのが「赤血球」です。血液のめぐりが良いと、抹消血管に赤血球が循環している様子をご確認いただけます。

※血管の太さは先端部に送られる側が細く、戻る側の方が太くなっています。
※毛細血管の1本1本は、血液中の細胞がかろうじて通れるほどに細く、その太さは3〜10ミクロン(1000分の1ミリメートル)ほどです。
外的要因よるリアルタイムな血流の変化(血流観察・血流測定)
勢いよく流れている血液が・・・
タバコを吸うと・・・
体を冷やすと・・・
血管の収縮により、血液の流れがスピードダウン
      or
血流が一時的にストップ
血液の流れが遅く滞っている状態で・・・
お酒を飲むと・・・
入浴後または運動後は
アルコールの影響により、血管が拡張
血液の流れがスピードアップ
マーキスUによる毛細血管画像例
実際に、これらの画像で血液が流れているところをご覧になれます。血流観察や血流測定が可能です。
毛細血管の形状例
正 常
理想的で基本的な毛細血管
真皮乳頭
新陳代謝の良い人は血管の先の上に必ず真皮乳頭があり鮮明にわかる。
ジョイントの濃さ
動脈や静脈のつながる微小循環のジョイント部分が濃く見える人は、血栓ができやすいとおもわれるので、生活習慣とストレスに注意が必要。
肝機能の低下
肝機能の低下、肝臓疾患の可能性がある。場合によっては医師の診断が必要と思われる。
血管の太さ
奇形ともいえる。組織の病的変化の可能性もある。状況によっては医師の診断が必要と思われる。
濃 淡
組織の血流が悪くなっていると考えられる。場合によっては医師の診断が必要と思われる。
組織の異常増殖
組織が異常増殖したり、炎症反応によってできた血管の可能性があり要注意。場合によっては検査の必要あり。
血管の様々な変形
変形には様々な種類がある。高脂血症のように、血液の質が悪い場合は、全ての微小循環が変形になることがある。食事の改善と運動が必要。
血管の硬化
血管が硬くなってもろくなりはじめていて、肩こりや体の各部分の痛みを伴うことも多い。頭痛・頭重などの症状が出ることもある。
アレルギー体質
血管の先端部分のみが見えるだけで他にはほとんど見えない。食事面などに注意し体質改善・強化に努めることが大切。
脂質の摂り過ぎ
(中性脂肪・コレステロール)
脂質の摂り過ぎに注意し、適度な運動をすることも大切。
糖分の摂り過ぎ
広がった血管に多く見られる。代謝にも問題があるので、食事の量と質の改善、適度な運動も必要。
微小循環器障害のはじまり
ループの上が黒くなりはじめているが血管は通っている。お血(汚れた血)のはじまり。
心臓を起点とする血管は動脈から細動脈を経て毛細血管となり、指先の手前でUターンして細静脈から静脈を経て心臓へ戻ります。
指先の爪の生え際皮膚下には微細血管が1mm幅に約7〜12本あり、その形状は健康状態や疾患状況により、様々です。
血管形状は食生活、生活習慣によって2〜3週間で変化することが知られています。
生活習慣病やストレスの有無などの健康度が、指先の毛細血管像を観察することによってチェックできます。
(故小川三郎先生臨床データ参照)
血液の流れと動脈硬化について
動脈硬化とは・・・

 体のすみずみまで酸素や栄養素を運ぶ重要な役割を果たしているのが動脈です。この動脈が年齢とともに老化し、弾力性が失われて硬くなったり、動脈内に様々な物質が沈着して血管が狭くなり、血液の流れが滞る状態を動脈硬化といいます。
 動脈硬化は、@粥状(じゅくじょう)硬化、A細動脈(さいどうみゃく)硬化、B中膜(ちゅうまく)硬化の3種類に分類されます。動脈は内膜、中膜、外膜の三層からなっていますが、@は太い、または中等度の太さの動脈の内膜に、Bは中膜に主に変化が起きます。一方、Aは末梢の細い動脈が硬化するものです。
動脈硬化の原因は・・・

 粥状硬化は、大動脈、脳動脈、冠動脈など比較的太い動脈に起こる硬化で、動脈の内膜にコレステロールなどの脂肪からなる粥腫(じゅくしゅ)(アテローム)ができ、次第に肥厚することで動脈の内腔が狭くなります。粥腫が破れると血栓がつくられ、動脈は完全にふさがります。
 粥腫のもとになる悪玉コレステロール(LDLコレステロール)は、動物性脂肪に多く含まれています。一方、善玉コレステロール(HDLコレステロール)は、動脈硬化を抑える作用があります。中性脂肪も動脈硬化を促すといわれています。中性脂肪値は、糖分やアルコールの摂取などで上昇します。
 細動脈硬化は、脳や腎臓のなかの細い動脈が硬化して血液が滞る動脈硬化です。高血圧が長く続いて引き起こされます。
 動脈硬化を起こしたり、進めたりする原因を“危険因子”と呼びますが、高脂血症、高血圧、糖尿病、喫煙、高尿酸血症(こうにょうさんけっしょう)、肥満、運動不足、ストレス、遺伝素因などがあげられます。
 これらの危険因子は相互に関係しており、因子が増えれば雪ダルマ式に動脈硬化の危険性が高まります。治療にも予防にも、これらの危険因子を減らすことが大変重要です。
悪循環
悪循環
動脈硬化
血液の流れが悪くなる
高血圧・心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中など・・・
動脈硬化を予防するには・・・

 正しい生活習慣を心がけることが大切です。規則正しい食生活(栄養バランスの良い食習慣)、適度な運動、規則正しい睡眠、
ストレスをためない・・・などがポイントです。
血液の質を良くすること、血液の流れを良くすることが重要なポイントです。
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