サイロキシン(T4) 【病院での検査値(内分泌学的検査)】
検査の名前
サイロキシン(T4)
検査の目的
甲状腺から分泌されるホルモンの一つ、甲状腺機能の変化に応じてその血中濃度が
変化するので、甲状腺機能の異常を調べる目的で検査する。
基準値
総サイロキシン:4.5〜11μg/dl
遊離サイロキシン:1.0〜2.0ng/dl
考えられる主な病気
高値:バセドウ病、甲状腺機能亢進症、甲状腺炎、妊娠(総サイロキシンのみ高値)
低値:橋本病、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群(総サイロキシンのみ低値)
検査における注意点
血中のサイロキシン(チロキシン)には、タンパク質と結合しているものと、ごく微量の結合していない
遊離状態のもの(遊離サイロキシン)とがあり、遊離サイロキシンがホルモンとしての働きをする。
結合しているタンパク質が異常なため血中総サイロキシン濃度は異常となるが、甲状腺機能は
正常な場合がある(妊婦、ネフローゼ症候群など)。最近では、タンパク質の影響を受けない
遊離サイロキシンが測定されるようになった。
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